<埼玉の新サーキット セーフティーパーク本庄>

◆場所     埼玉県児玉郡児玉町高柳833
◆全長     1100m
◆最大直線   260m
◆コース幅    12m〜15m
◆コーナー    11ヶ所(大小ヘアピン含む)
◆音量規制   103dB
◆走行形態   グリップのみ(ドリフト走行は現在禁止となっています。)
◆営業時間   9:00〜12:00  13:00〜16:00 昼休みは走行禁止
◆2005年4月29日 オープン

取材記録(05/3/27)

 関越道 本庄児玉ICから15分、都心からは一時間ちょっとの、アクセスナ便利な立地にオープンするミニサーキット”セーフティーパーク本庄”。舗装の完成が25日とのことで、27日、実際に車をコース内に入れてのテスト走行を実施するとの情報が入りました。ズミーレーシングファミリーでは早速アポを取り、このテスト走行を取材しに行ってきました。
 このコースは砕石場を埋め立て建設された私設のミニサーキットです。コースの周りはすり鉢上になっていて、石壁(土)で囲まれています。近くに行って見るととっても高く、とても登れる壁ではありませんでした。日光サーキットの奥の方の崖に似ています。 基本的にはじめはドリフト走行は付近の住民への騒音問題を考慮して禁止とするそうです。しかし今後オープン後に状況をみながらドリフトも検討するとのことです。スタッフはプロドライバーと共に数台のグリップでのテスト走行とドリフト走行を繰り返し行っていました。グリップではラップタイム50秒ぐらいが目安のようです。 ドリフトは最終コーナー手前のS字の振り返しから、1コーナーへと振り返しでつながるとっても楽しいコースレイアウトになっているようです。
 実はこの後 スタッフのご好意で私もS15でテスト走行させていただくことが出来ました。 まず第一印象はコース幅が広いこと。これならばレースをやってもストレートで2台並んでブレ-キング競争も出来そうです。また初心者の方にも安心して練習していただけるコース幅になっています。そして路面はアップダウン無くほぼ完璧なフラット状態です。全体が見渡せるので先でスピンなどしていても目視できてとっても安全です。筑波1000と同じような感じです。コースレイアウトはストレートとテクニカルな部分がバランスよく配置され初心者から上級者まで楽しめそうです。得に速度ののったストレートの後にヘアピンがあるのでブレ-キングのテクニックが試されそうです。全体に2速3速ですが、最高速はかなり出ると思います。コース内に定常円旋回の練習もできる場所もあり、ドラテク向上特訓サーキットとして最高だと感じました。
  さてこの取材でズミーレーシングファミリーではこのサーキットを、十分楽しめるサーキットと判断しました。いやいや、むしろこれからとっても盛り上がる可能性を秘めているサーキットと感じました。(深栖)

コースへの案内はこちら

 

 

<コースレイアウト>


 
<コースの画像>
ピットロード(予定地)付近からスタートラインを望む。コース幅が十分取られており、とっても走りやすそうです。
1コーナー(勝手に名前を付けています)。R20。左側にピットロードが設置されます。右側にはタイム確認用の電光掲示板が設置されるそうです。
このコースでもっとも長い直線。約260mあります。その奥に2コーナー(これも勝手に名前を付けています)山に向かって飛び込む感じになります。奥は舗装でセーフティーゾーンが広く取られています。
3コーナ(またまた仮名コーナ)。このコーナーの中心にまん丸の円があり、レイアウトによって定常円練習ができるようになっています。
最終コーナー。R14です。奥に見えるのが管理棟
オープン後は禁止ですが、安全面など確認の為、テスト走行としてドリフト走行をしていました。
これからオープンに向けてサーキット経営陣はガードレールの設置、ポスト設置、観客席、防音壁、などのレイアウトを確認していました。プロドライバーの試走も繰り返し行っていました。走行音量測定も騒音計にて入念に行っていました。地域住民の方への騒音漏れを極力抑える配慮も忘れていません。
管理棟の2階です。講習室などにつかえるのでしょうか?見晴らしはいいです。コース全体が見渡せます。
   

 

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