ハンディキャップ導入について
 


   モータースポーツにおける絶対的な周回タイムの速さは、車の性能差への依存度(排気量や車重、駆動形式など)が高く、よほどのこのことがない限り、大きな車格の違いを腕でカバーすることは出来ないのです。そこでほとんどのアタック系の競技形式を取っている走行会では車格をあるクラスで分けて、そのクラスの中で競い合うことをしています。しかしながら違う車同士、ビギナーと初心者、これらは同じ土俵で公平に競い合うことは難しいのが実情です。そこで今回、ゴルフのハンディーを参考にトライ的にハンディキャップ制のタイムアタック表彰を行ってみることにしました。
ご理解頂き、ご協力をお願いします。

    ルール
 


走行本数は3本とします。

ますは、ハンディを決める為に3本のアタックの平均タイムを算出します。
そして下記の数式に基づいてハンディーを決定します。

ハンディ = (平均タイム − 1分00秒) × 0.8

そして3本目のアタック時のタイムからこのハンディー値を引きます。
そのタイムがハンディー込みのアタックタイムとなります。

例)

1本目 1分19秒
2本目 1分17秒
3本目 1分16秒 アタック

ハンディ =(1分17秒 − 1分00秒) × 0.8 = 13.8秒

3本目 1分16秒 − 13.8秒  =  1分2秒2

つまりこの方は1分2秒2 のタイムになります。

おおよそ1分00秒になるようにハンディが決定されますので、僅差で順位が決まると想定されます。

    今後
   
  あくまでもこれはトライですので、どのような結果になるかはわかっておりません。今後のためにも皆さんのご感想をお聞かせいただけると幸いです。
  ハンディキャップはサンプリング回数が多いほど正確に出せますので、本走行会で蓄積されたデータで公式ハンディーキャップを出しても面白いかもしれません。公式ハンディキャップを使って車格の違う車と真剣勝負ができるようになると、サーキットアタックがより一層楽しくなると思っています。
また少しずつハンディが減っていくので個人のドラテク上達具合のバロメーターになると思われます。